年も明け暖冬とはいえ寒さの増した今日この頃。
低下しているのは気温だけではありません。
この時期、天気予報でも伝えられるようになった湿度です。
今回は湿度の低下がわたしたちの肌状態や健康にどのように関係しているのかをまとめました。
湿度とは
気温とともに目につくことも多い湿度ですが、
暑さ寒さと違い、空気が乾いている・湿っているというのは分かりにくいように感じます。
湿度とは空気中に含まれる水蒸気の割合のことで、
気温が低いほど空気中に含まれる水蒸気量は減少します。
夏から秋にかけてでは、平均湿度が約15%下がります。
さらに気温の低下する冬は、湿度だけでなく空気中に含まれる水分量も減ってしまうので
「夏と同じ湿度50%でも乾燥を感じる」ようになるのです。
肌へ及ぼす影響は?
数値的にも体感的にも大きく湿度の低下を感じる冬ですが、もちろん肌への影響も大きいです。
肌が乾燥することでシワ、シミ、ニキビなど様々なトラブルの原因となります。
1. シワ
皮膚表面の水分が不足すると目元などに小ジワができます。
小ジワのうちにしっかり保湿など乾燥対策をしておきましょう。
一度大ジワとなると改善がとても難しくなってしまいます。
2. シミ
シミの原因となるメラニンは本来皮膚のバリア機能です。
紫外線など肌にとって有害なものが侵入しないように皮膚を黒くすることでガードしてくれます。
肌が乾燥するとメラニンとともに肌をガードするはずのバリア機能が減ってしますので
よりたくさんメラニンを出すことで肌を守ろうとします。
これに肌の代謝機能の乱れが加わるとシミとなってしまいます。
3. ニキビ
肌表面には汗と皮脂でできた保護膜が存在します。
乾燥することでこの保護膜が作られず、肌の殺菌力の低下、ニキビへとつながります。
簡単!まずは部屋の加湿から!
私たちの肌や体が健康にすごせる湿度は40~60%と言われています。
冬は最低湿度30%~20%の場合もあります。
加湿器や濡れタオル、室内干し、エアコンを使用の場合は換気など取り入れながら湿度をコントロールしましょう。
また、湿度は健康にも影響を及ぼします。
40%以下となるとウィルスが繁殖しやすくなるため特に冬は注意が必要です。
60%以上の場合、カビやダニが発生しやすくなると言われてます。
高すぎる湿度は不快にも感じます。
季節や環境にあわせて加湿や除湿を行いましょう。
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■肌トラブル別改善例