こんにちは!高崎店の堤です。
寒くなってくると気になってくる『冷え』ですが今回は体温についてお話していこうと思います。
今、30歳以下の方で平均体温とされる36.5℃の体温がある人はかなり少なく、ほとんどの人が36.0℃前後しかありません。
中には35.0℃以下の人もいます。
こうした低体温は若者の現象と思われがちですが、老若男女、今の日本人のほとんどが低体温だそうです。
実は体温が低いと、それが原因となって病気や肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
体温が下がるとどんな症状が起こるのか?
36.5℃・・・健康体、免疫力旺盛
36.0℃・・・震えることによって熱産生を増加させようとする
35.5℃・・・日常的に続くと排泄機能低下、自律神経失調症やアレルギー症状が発現しやすくなる
35.0℃・・・がん細胞が最も増殖する
34.0℃・・・水に溺れた人を救出後、生命の回復ができるギリギリの体温
33.0℃・・・冬山で遭難し、凍死する前に幻覚が出てくる体温
30.0℃・・・意識消失
ちょっとした体調不良だけではなく、ガンのリスクまで増加するのはとっても怖いですよね。
汗っかきこそ冷え性!?
私は汗っかきだし、暑がりだから冷えは大丈夫!と思っていませんか?
汗をかけていれば冷えていないというのは実は違います!
本当の汗というのは十分に運動をしたときにかくものです。
あまり運動をしていないのに、ちょっと動いただけや食事をしたりするだけで大汗をかくのは、体内の余分な水分を捨てて、体を温めようとする反応なのです。
体温を上昇させる方法
体温を上げるための改善策をご紹介していきます。
●食べ過ぎはNG
食べ過ぎると消化のために消化器官に血液が集中し、その他の器官への血流が悪くなり、体を冷やす原因になってしまいます。
●入浴
湯船に浸かることで大体体温が1℃上がります。(10分以上は浸かって下さい)
これを毎日続けていくことで体温が上がっていきます。
●運動不足解消
人間の体温の40%以上は筋肉から生み出されています。
そのため運動不足になって筋肉を使わなければ、体温は下がってしまいます。
特に、人間の筋肉の70%以上は下半身に存在しています。
そのため日頃から下半身を動かすようにすると良いです♪
オススメはウォーキングや、お風呂上がりのストレッチや軽いもも上げ、スクワットなど。
血流もよくなり相乗効果で冷えを防げます。
●ストレスを溜めない
私達の体はストレスが溜まると血管が収縮し血圧が上昇します。
この状態が続くと血流が悪くなり体温が低下してしまいます。
また、免疫力も落ちるため病気にかかりやすくなります。
音楽を聴く、体を動かす、周りに話を聞いてもらうなど自分なりのストレス解消方法を見つけてあげると良いですね♪
●環境汚染物を避ける
「環境汚染物」とは、食品添加物、化学調味料、残留農薬、化学薬品などです。
もともと自然に存在しなかった物質が体内に入ることで血液が汚れ、血流も悪くなり体温低下に繋がります。
できるだけ自然な食品を食べ、血液をきれいにすることを心がけましょう!
(ファーストフードやコンビニ食、外食があまり多くならないように気をつけると良いと思います)
まとめ
普段から自分の体温を管理している方は少ないかもしれませんが、低体温は健康そのものを害してしまうリスクがあるため、あまり気にしていなかったという方や、最近体調を崩しやすいという方は、是非、平熱の把握から行ってみてくださいね。