こんにちは✩渋谷店の松本です。
急に寒くなり、お肌の乾燥が気になりだした方もいると思います。
冬に向かうにつれてだんだん空気が乾燥し、お肌の乾燥も進んでくる季節です。
今日はその『乾燥肌』について、詳しくお話させていただきます。
1)乾燥肌とは?
乾燥肌とは、表皮の角質層の水分量が減り、お肌がしっかりと水分を保てなくなった肌のことです。
角質層は、約20~30%の水分を保っていますが、それを下回れば乾燥肌です。
肌には本来の保湿機能があります。
その保湿の柱となるものが、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質(セラミド)、皮脂膜です。
何かの原因で、この三大保湿因子が減ったり、不足してしまうと、肌は水分を保つことができなくなり、乾燥してしまいます。
また、お肌の乾燥によってバリア機能が低下し、外的刺激に弱くなり、敏感肌やインナードライになってしまうこともあります。
2)乾燥肌の原因
乾燥肌の原因は、主に「内的要因」「外的要因」に分かれ、秋も基本的には同じです。
内的要因とは…
◎ホルモンバランスの乱れや減少
◎生活習慣の乱れ(食生活、睡眠、運動)
◎加齢や肌質
◎間違ったスキンケア
◎皮膚の病気(アトピー性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹など)
外的要因とは…
◎紫外線のダメージ
◎急激な湿度、気温の低下
◎花粉やアレルギー源の影響
◎外気の乾燥
3)なぜ秋に乾燥が悪化するの!?
◇夏に受けた紫外線のダメージにより、は肌はゴワゴワに
UVBでバリア機能低下
夏の強烈な紫外線の影響で、肌がダメージを受けた影響によるものです。
角質層の水分が減って乾燥状態が続いた結果、バリア機能が損なわれます。
そうなると、お肌が角質をもっと厚くしようとし、未熟な角質がどんどん作られます。
そのため、角質層が厚くなって肌がカサカサしたり、ゴワゴワしたりするのです。
夏にがっつり日焼けをした人はかなり乾燥を感じるかもしれません。
4)季節の変わり目なので、お肌に負担がかかりやすい
この時期は急激な気温差が目立ちます。
特に、気温が下がれば体温も低くなりやすいし、血液の流れも悪くなってしまいます。
その結果、肌のターンオーバーがうまくいかなくなり、秋の乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。
また、お肌の皮脂量は年齢だけではなく、気温や湿度の影響も受けます。
なので、気温が下がれば、皮脂分泌量も減ります。
皮脂膜がうまく作られなくなると、水分の蒸発を防ぐ働きも弱くなり、乾燥肌をもたらしてしまうのです。
秋の終わりの11月頃になると、暖房器具を使うようになると思います。
またさらに乾燥肌へのリスクが大きくなってしまうので、くれぐれも気をつけてくださいね。
5)秋のスキンケアのポイント(まとめ)
まずは保湿です。
「保湿ケア」には、次のような役割があります。
・水分を与える
・水分を保持する
・水分の蒸発を防ぐ
これがポイントです。
そして、秋でも紫外線対策を忘れないようにしましょう。
紫外線の怖いところは、乾燥肌だけではなく、※光老化による肌の老化をはやめてしまいます?
(※光老化とは、太陽光線を無防備に浴びることにより、皮膚に現れるしみ、シワ、たるみなどの老化現象のこと)
10月いっぱいくらいは日焼け止めを塗るようにしましょう⚠
また、乾燥肌対策として、旬の食べ物を積極的に摂るといいでしょうヽ(・∀・)ノ
乾燥肌が摂りたい栄養素としては、
ビタミンA,B,C,Eなどのビタミン類、亜鉛、鉄などのミネラル、セラミドやα-リノレン酸。
秋の味覚なら、秋刀魚、鯖、きのこ類、里芋、さつまいも、かぼちゃ、柿、栗等です。
↑是非参考にしてみてください。
日々の積み重ねにより、乾燥を緩和させることができます。
乾燥知らずの肌で秋、冬を乗り越えていきましょう!!