イオン導入の効果とは

イオン導入の効果とは

イオン導入の効果とは

肌トラブルの改善や、アンチエイジングを叶える治療法や美容法は今や数え切れないほどの種類があります。

その中でイオン導入というスキンケア方法があるのをご存知でしょうか?

イオン導入は専用の機械があれば自分でもできるほど手軽で安全性が高い方法です。

それにも関わらず非常に沢山の効果が期待できるので、ファンデーションいらずの美しい素肌を維持したい!という女性には是非取り入れて頂きたい美容法です。

このページではイオン導入の具体的な効果や、行うことで得られるメリットなどについてお伝えしていきます。

<<目次>>

●イオン導入とは

●イオン導入はなぜ必要?普段のスキンケアとの違いとは

●イオン導入の基本的な効果

●まとめ

イオン導入とは

イオン導入とは

正式な医療用語ではイオントフォレーシスと呼ばれます。

イオン導入は化粧品などの有効成分を、電気分解することによって皮下深部まで浸透させる方法です。

有効成分を肌の奥まで届ける=肌に栄養を与える ということから「栄養導入」という言い方をすることもあります。

ビタミン導入と言えば、ビタミンC誘導体などを浸透させるという意味になります。

肌に期待する効果や、目的に合わせて有効成分を使い分けて行うことが可能です。

イオン導入はなぜ必要?普段のスキンケアとの違いとは

イオン導入はなぜ必要?普段のスキンケアとの違いとは

イオン導入なんて特別なことをしなくても、普段のスキンケアで十分でしょう!と考える方もきっといるでしょう。

しかし、化粧水や乳液を塗るなどの一般的なスキンケアと、イオン導入とでは期待できる効果に大きな違いがあります。

その違いについて解説していきます。

◼︎化粧品を塗るだけでケアできるのは “死んだ細胞”のみ

私たちの皮膚は上から角質層顆粒層有棘層、基底層という4層構造になっています。

この4層をまとめて表皮と言います。詳しくは『表皮の仕組みと働き』をご覧ください。

普段何気なく塗っている化粧水や乳液は表皮のどこまで浸透していくのでしょうか?

CMなどで「肌の奥まで潤う」「ぐんぐん浸透」などのフレーズが使われていると、あたかも物凄く奥まで浸透するような印象を持ちますよね。

しかし、実際に浸透するのは角質層までの話なのです。

『化粧品は塗るだけでは浸透しない!?バリアゾーンの存在とは』

角質層と呼ばれる部分は皮膚の最も表面にあり、ものすごく薄いです。

そして問題は、死んだ細胞で構成されているということです。

つまり、女性が普段行う化粧品を塗るだけのスキンケアでは、死んだ細胞に一生懸命潤いや栄養を与えているだけということになります。

これではすでに枯れてしまった花に水をやっているようなもので、有効成分を与えたいところ(生きている細胞)までは届いていないのです。

イオン導入はなぜ必要?普段のスキンケアとの違いとは

植物も枯れた後では生き返ることがないように、肌も死んだ細胞はケアしても蘇ることはありません。

もちろん角質層は最表面に位置する分、常に刺激にさらされるので、しっかりと保湿して整えておくことは大切です。

そのため、ただ塗るだけのケアも無意味ではありませんが、それだけでは根本的にニキビを改善したり、アンチエイジングすることは難しいのです。

塗るだけのスキンケアはその日一日の潤いを留めておく・角質層を整えて刺激から保護する程度と捉えておきましょう。

◼︎イオン導入は有効成分を “生きている細胞” まで浸透させることができる。

対してイオン導入は有効成分を電気分解することによって角質層より下の層まで届けることができます。

角質層は死んでいる細胞で構成されていますが、角質層より下(顆粒層以下全て)の細胞は全て生きてる細胞で構成されています。

イオン導入はなぜ必要?普段のスキンケアとの違いとは

この生きてる細胞こそ、肌の健康を維持するための様々な働きを担っているので、有効成分で栄養を与えて活発にしておく必要があります。

しかし、生きている細胞にやたらむやみに物質が入ってしまっては、感染症などのリスクが高まりますよね。

そうならないために、きちんとバリアを張っていて簡単に浸透しない仕組みになっています。

そのため、顆粒層以下の生きている細胞部分をバリアゾーンとも言います。

イオン導入はこのバリアゾーン(生きている細胞)に美容液などの有効成分を上手に取り込むための必要手段なのです。

イオン導入の基本的な効果

◼︎表皮の要 “お母さん細胞”へ栄養を与えることができる

表皮に存在する細胞は全て基底層にある基底細胞から作られます。

そのため基底細胞は「お母さん細胞」と呼ばれ、表皮の中で最も重要な細胞と言えます。

お母さん細胞は細胞分裂(自分の分身を作ること)をして新しい細胞を増やしていき、その細胞たちが時間の経過とともに形や働きを変えて有棘層や顆粒層など上方向へ徐々に移動していきます。

イオン導入の基本的な効果

つまり、表皮中にある細胞は全てお母さん細胞の分身なので、元になるお母さん細胞が元気のない細胞だと、生まれてくる細胞も全て元気のない細胞が作り出されてしまいます。

このような細胞で表皮が構成されてしまうと、正しく潤いを保ったり、バリア機能を働かせることができなくなり、肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

お母さん細胞(基底細胞)に栄養を与えることで、表皮を構成する全ての細胞がハリや潤いに満ちた元気のある細胞を維持することができます。

◼︎電気刺激による血行促進作用

先述の通り、本来皮膚は化粧品を塗るなどの行為では皮膚表面から栄養をもらうことができないので、食事などで得た栄養を血管によって運んでもらっています。

そのため、血流が悪いと栄養運搬が悪くなり、お母さん細胞の細胞分裂などが滞って皮膚の生まれ変わり(新陳代謝)が上手く働かなくなってしまいます。

イオン導入は感覚ではほとんど感じないほどの超微弱電流を利用しますが、この電気刺激によって血行が促進され、細胞への栄養供給が盛んになります。

◼︎使用する美容液によっても効果は様々

上記二つの基本効果に加え、浸透させる美容液の種類によっても期待できる効果が広がります。

例えば、美白効果の高い美容液を使用すれば、くすみや色素沈着してしまったニキビ跡をスピーディーに解消することができます。

これらの基本効果をふまえるとイオン導入は細胞そのものを強化するため、実感できる効果が本当に幅広いです。

*ハリや弾力UP

*肌の内側から潤ったプルプル肌に

*代謝が良くなり、透明感のある肌にトーンアップ

*細胞そのものが強化されることにより、ニキビ・シミ・シワ・たるみ・毛穴・敏感肌など様々な肌トラブルの予防や緩和ができる

トラブル一つに限定した対処法ではなく、肌全体を活性することができるのが最大の魅力です。

そのため、トラブルごとに別の治療や美容法を組み合わせなくて済みます。

実際にイオン導入を続けてこられた方の肌の変化は『改善ヒストリー』からご覧いただけます。

肌トラブル別にご覧になりたい方は下記からご覧ください。

・ニキビ・ニキビ跡の変化

・シワ・たるみの変化

・毛穴・脂性肌の変化

・シミ、ソバカス、くすみの変化

・アトピー、乾燥、赤ら顔、敏感肌の変化

まとめ

ここまでをまとめると

◎化粧品を塗るだけ(一般的なスキンケア)では死んだ細胞までしか浸透せず、肝心な生きている細胞(バリアゾーン)に有効成分を届けることができない

◎イオン導入では、電気を利用することでバリアゾーン(特にお母さん細胞)まで栄養を届けやすくすることが可能。

◎細胞そのものを強化して肌全体を活性するため、トラブルごとに治療法を変える必要がない

ということになります。

電気を使用するため、ある程度の使い方や、肌質に適したやり方などを把握してから行う必要はありますが、取り返しのつかない失敗のようなリスクはほぼゼロと言っても過言ではない美容法です。

フェイシャルスタイリストサロンでは肌質分析によって肌質を見極めた上で、イオン導入を用いた肌質改善のサポートをしております。⇒『肌質分析とは』

是非、イオン導入の魅力を肌で体感しに来てくださいね。

イオン導入が体験できる初回体験についてはこちら