今回は肌能力を回復する方法と、実際の改善例をご紹介させていただきます。
前回の内容はこちらから⇒【素肌力UPが美肌への近道⓵♪】
まずは実際肌能力が回復した改善例をいくつかご紹介させていただきます。
【改善例①】
【改善例②】
【改善例③】
どの改善例を見ていただいてもわかるように、肌能力のグラフの数値の向上に比例してキメの回復や見た目の肌トラブルの改善が見られます?
前回の内容にも載せた通り、肌能力を回復することが肌トラブルの改善に繋がります!
では次に、肌能力を回復する方法をご紹介します✨
肌能力を強化・回復していく手段として最も効果的なのがイオン導入法です
イオン導入とは化粧品などの有効成分を、電気分解することによって皮下深部まで浸透させる方法です。
皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織と三層から成り立っています。
そして一番表面の表皮こそが普段私たちがケアをし、見た目を決める重要な部分となっております。
表皮は更に四層にわかれており、表面から順に角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっています。
角質という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
角質とは言わばアカのことです。
表皮の最下層である基底層から細胞分裂してできた細胞が表面まで上がってきて、角質の最上部まで上がりきったところで垢として剥がれ落ちるというのが肌の新陳代謝(ターンオーバー)になります。
健康であれば新陳代謝の周期は28日周期と言われています。
細胞分裂とは一つの細胞が2つ以上の細胞に分かれる現象をいいます。
なので2つの細胞は全く同じ細胞となります。
基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角質層と上に上がっていくにつれて、形や役割を変えていきますが、元をたどれば基底層の細胞と同じ細胞ですので、表面が肌荒れするような不健康で弱った状態であれば、基底層も同じ状態であることを示します。
例えば!実年齢は20代でも、肌表面が60代の状態であれば、基底細胞も60代であるということです。
まとめ
皮膚は三層に分かれ、一番表面の表皮は更に四層に分かれています。この四層の中の最下層である基底層の細胞(お母さん細胞)が細胞分裂をし、できた細胞が表面の角質層まで上がってきた後に垢として剥がれ落ちる新陳代謝によって常に健康な肌を維持しようとしています。しかし、表面が肌荒れするような不健康で弱った状態であれば、基底層も同じ状態である為、不健康な肌細胞が量産されることとなる
。
塗るだけでは浸透しない!?
基底細胞が細胞を作り出しているのであれば、肌トラブルを改善していくには肌表面のケアではなく、基底層を含む肌の奥のケアが必要になってきます。
普段のスキンケアで使用している化粧水や美容液、乳液等が基底層まで浸透していれば問題の解決も早いのでしょうが、実は、普段のスキンケアでは角質層までしか浸透していません。
それは顆粒層より下はバリアゾーンがあり、何でもかんでも浸透しないようにできているからです。
例えば、お風呂に浸かっていてもお風呂のお湯が皮膚に浸透してくる。なんてことはありませんよね?これは、バリアゾーンにより中に浸透しないように防御されている為です。
もちろん、表面のケアも大事ではあります。
しかし、基底層が不健康で弱ったままですと、弱った細胞しか作られない為、慢性的にトラブルを繰り返してしまいますので根本のケアが必要であるということです。
基底層のケアをしていくにはバリアゾーンを浸透していく必要がありますが、このバリアゾーンを浸透することができるものはわずか三つと言われています。
それは、光、熱、電気です。
イオン導入とは電気を使い上記で述べた通り、化粧品などの有効成分を、電気分解することによって皮下深部まで浸透させる方法を言います。
下の図のように皮膚表面に電気分解できる美容液を塗ります(この時塗るだけだと角質層までしか浸透しません)
その上から電気を当てることで、電気で分解された美容液の栄養成分が皮膚内部に浸透していくことで、基底層に栄養を送り届けることができます。
これを一日一回行うことで、低下してしまった基底層を健康な状態に回復させることで、本来の肌能力へと回復・強化されていきます。
基底層が回復しますので、細胞分裂によってつくられる細胞も健康な状態に変わり、その健康になった細胞が角質層まで上がってくる為、皮膚表面も健康な状態に変化します。
すると、健康な皮膚であればトラブルが起こりにくい状態を維持することができますので見た目の肌がトラブルの起こりにくい健康な美しい状態に変化していきます。