こんにちは(*^^*)
今日で8月が終わりますね。
なんだか早く感じます。
さて、まだ夏の陽気が続いておりますので引き続き夏の肌ケアについてお話していきます。
第三弾となる今回は『シワ』についてです。
第一弾のニキビについてはこちら
第二弾のシミ・くすみについてはこちら
<目次>
シワ
原因①紫外線
太陽光線にさらされる機会の多い部位、顔や手などにしわが多く見られるのは紫外線による影響が大きく関わっています。
では、紫外線がどのように作用することでシワができてしまうのでしょうか?
まずは肌の構造から理解していきましょう!
肌は皮下組織、真皮、表皮と3構造から成り立っています。
この中の真皮という部分に肌の弾力を保つ為に働いているコラーゲンやエラスチンなどが存在します。
コラーゲンは真皮層で網目状に張り巡らされ、コラーゲンとコラーゲンとが交差している部分にエラスチンが巻き付く形になっています。
この構造によって、皮膚を指で押してへこんでも指を離すと皮膚は元に戻ることができます。
例えばベッドのマットがコラーゲンでバネがエラスチンとしてイメージをしていただくと分かりやすいかと思います。
このコラーゲンとエラスチンにより肌の弾力が保たれているのです。
コラーゲンとエラスチンの働きはご理解いただけましたか?
この状態から紫外線を浴びることで、コラーゲン線維の変性やエラスチン線維の変性が起こり、シワを作ってしまいます。
コラーゲンの変性とは紫外線によりコラーゲンが傷つきコラーゲン線維が細くなる、途切れてしまう、絡みあっていたものがほどけてしまうなどしてしまうことです。
この様な状態になってしまうと支えを失った皮膚は弾力を保てなくなってしまいシワやたるみの原因になってしまいます。
次にエラスチンの変性です。
エラスチンがコラーゲンとコラーゲンが交差している部分に巻き付いていることでベットのバネのように弾力を作り出しています。
紫外線により、必要以上にエラスチンが増えてしまうことで逆に弾力がなくなってしまったり、エラスチンが伸び切ったゴムのようになってしまうことで巻き付きがゆるくなりこれに関しても弾力が失われてしまい、シワやたるみの原因になってしまいます。
原因②皮膚表面の汚れ
私達の皮膚は、皮脂の分泌によってすべすべとした滑らかさが保たれています。
しかし、皮脂は長時間経つと酸化され、皮膚に害を与える過酸化脂質に変化し、皮膚の老化を促進します。
また、古い角質やつけっぱなしのファンデーションは皮膚の新陳代謝機能を阻害し、水分維持がしにくい肌状態になり乾燥を招きます。
肌が乾燥することでシワが起こりやすくなります。
原因③睡眠不足
睡眠不足になると肌がくすむ、肌が荒れる、化粧のりが悪くなるなどして肌の調子を崩すことは容易にイメージできるかと思いますが、実は睡眠不足によって皮膚細胞そのものが疲労することで、ハリが失われシワになりやすくなります。
原因④誤った肌の手入れ
毎日のお手入れのちょっとした注意の差がいつの間にか小じわをつくる結果になってしまいます。
例えば、洗顔のすすぎ不足、メイクをしているのにメイク落としを使わない、肌を強くこすりすぎるなど心当たりはありませんか?
夏場は日が長くなることで、帰宅が遅くなりケアがめんどくさくなり怠ってしまうなんてこともあるかと思いますが、そういった些細に思えることが実はシワをつくる大きな原因となってしまいます。
対策
■紫外線対策
紫外線のダメージをなるべく防ぐ為に日焼け止めの使用はもちろんのこと、日傘や帽子、サングラス等のグッズを使い外出の際は対策しましょう。
また紫外線は夏場だけでなく秋口もまだ強いので9月いっぱいまでは対策しましょう!
■皮膚を清潔に保つ
夏場は皮脂や汗などで皮膚が汚れやすくなる時期ですので、朝晩の洗顔はもちろんのことメイクをしているのであれば、きちんとクレンジングで落としましょう。
ファンデーションをしなくていい場合はなるべく控えると汚れを溜めにくくなります。
■しっかりと睡眠をとる
夏場は気温が高く寝苦しい夜が続き寝つきが悪い、途中で起きてしまうといった状態になる方も多いと思います。そういった状態は良質な睡眠を阻害しますので、エアコンや扇風機、除湿器などをうまく活用して眠りやすい環境を整えましょう。
■こすらない
夏場は気温が高いことで汗をかきやすく、湿度が高いことでかいた汗が蒸発しにくくいつまでも肌に残ります。
そういった状態は皮膚がふやけた状態になりますのでそこで肌を擦ってしまうと皮膚が必要以上に剥けてしまい、肌が敏感で乾燥しやすい状態になってしまいます。
すると、紫外線のダメージを受けやすくなるばかりか乾燥によってもシワができやすくなりますのでなるべく肌を触らないようにしましょう。(汗を服の袖でごしごしと拭く、かゆくて肌を引っ掻くなどNGです!!)
まとめ
シワと言ったら年齢によるイメージが強いかと思いますが、実は色々な原因によって起こりますので早くから予防するに越したことはありません!
是非今から予防していきましょう。