フェイシャルスタイリストサロン高崎店の須永です。
すっきりしないお天気が続きますが、この梅雨が明ければ夏本番!
海へいったり山へ行ったりと楽しいレジャーが増えてくる季節ですね。
今回は夏本番に気をつけたいヘアケアについてご紹介いたします。
海に行くと髪がギシギシ…
山で髪も日焼けした気がする…
そんな方は必見です!
カラーや乾燥だけじゃない!ヘアダメージの原因
髪の毛は肌と同じ、ケラチンというタンパク質からできています。
このことから日常にこんな原因が潜んでいるのです。
①海
皮膚や髪を形成するケラチンは酸に強くアルカリに弱いという性質があります
海水はpH8.0~8.5の弱アルカリなので、頭皮や髪も傷みやすくなります
また、海水内の塩化マグネシウムはケラチンを硬くしてギシギシ感を生み、
弾力ダウンにつながります
硫酸カルシウムも髪のツヤを奪います
塩分の浸透圧作用で髪の内側の水分は外に逃げてしまうので乾燥やキレ毛にもつながります
②山
標高が高くなればなるほどより強い紫外線を感じることになります
紫外線には3種類の波長があり、波長の長いものほど地上によく届き人体への影響は弱めです
逆に波長が短くなると人体への影響は大きくなります
紫外線はタンパク質を破壊しキューティクルをはがれやすくします
日焼けした頭皮はフケも増え、雑菌も増えます
③プール
プールの消毒用塩素も髪を退色させるので要注意です
簡単!大事なひと手間はこれ!
頭皮火傷防止のためにキャップや日傘の使用
頭皮のダメージを避けることで髪も守ります
日傘であればセラミック加工や黒色のものがおすすめです
フケ対策としてスキャルプなどで脂汚れをおとす
夏は皮脂量が増える季節です
毛穴の皮脂詰まりは頭皮トラブルの原因にもなります
タオルドライをしっかりしてから遠くからドライヤーをあてる
低温ドライヤーも増えていますが、ドライヤーの風は一般的なもので100℃~120℃と高温です
送風口から頭皮を離し、当てている時間が短くなるようタオルドライはしっかりしましょう
豆、肉、魚から良質なタンパク質を摂取する
私たちの体を作る大事な栄養素のタンパク質
体内で不足すると皮膚や髪は真っ先に節約対象となりトラブルの原因になります
海からあがったらよく流す
髪は海水のようなアルカリ性のものに弱いです
できればリンスなどで早めに酸性に戻してあげましょう
冷房、紫外線による頭皮の冷えやタルミに対して頭皮マッサージ
頭皮の冷え、すなわち血行不良は髪に必要な栄養が廻らなくなる可能性があります
頭皮環境を整えておきましょう
シャンプー前にしっかりお湯洗い
お湯でしっかり頭皮の皮脂を洗い流しておくことでシャンプーでも汚れが落ちやすくなります
まとめ
肌や髪を作るケラチンは海水や紫外線のダメージを受けやすい。
紫外線対策、頭皮環境を保つことが大切。
夏の終わりに肌も髪もボロボロに…となっては悲しいですね。
どれも時間もかからず簡単ですのでぜひお試しください。
また、裏ワザとして当サロンで肌質改善に用いているイオン導入でもヘアケアが可能です。
濡れた髪にプラスイオンを流すだけ♪
ケラチンの強度が増す酸性の状態を保ちます。
紫外線などでダメージを受けるのはお肌も同じなので一緒にお手入れできると一石二鳥ですね。
※サロンにおいて毛髪へのイオン導入メニューはございません
生活習慣を気をつけているのにニキビやシミが気になる…
あれこれ試したけれど長年肌トラブルが解決しない…
そんな場合はぜひフェイシャルスタイリストサロンへご相談ください。
太る原因があるように、肌トラブルにも原因があります。
肌質分析から今の状態、トラブルの原因、対策をお調べいたします。
■肌トラブル別改善例