夏でもトラブル知らず!!プロが教える夏の肌ケア①

夏でもトラブル知らず!!プロが教える夏の肌ケア①

夏でもトラブル知らず!!プロが教える夏の肌ケア①

夏の肌トラブルというと何をイメージしますか?

肌質によっても気になるトラブルは違ってくるかもしれませんが、比較的起こりやすいトラブルについて何回かに分けてお話していきます。

ニキビ

夏でもトラブル知らず!!プロが教える夏の肌ケア①

原因①過剰な皮脂分泌

夏になると皮脂分泌量が増えるので肌はべたつきやすくなります。

額に関しては冬場の2倍程の皮脂が分泌されてしまいます。

では皮脂は全く必要ないのか?と言ったらそうではありません。

肌にとって必要な物になります。

皮脂は肌表面に分泌されると、汗と混ざり合い皮脂膜という天然の保護クリームを形成します。

この皮脂膜があることで菌の繁殖を防ぎ、肌の水分を維持し、外部の刺激から肌を保護してくれます。

原因①過剰な皮脂分泌

しかし、皮脂量が必要以上に増えてしまうことで肌がべたつくだけでなく皮脂膜が正常に形成されにくくなり、菌が繁殖しやすくなたり、べたべたしていることで汚れが付着しやすくなります。

その結果できるのがニキビなのです。

原因①過剰な皮脂分泌

原因② 代謝機能の低下

肌の新陳代謝というと下の図のように基底細胞から作られた細胞が細胞分裂をして28日の周期で垢として剥がれ落ちていくことを示します。

原因② 代謝機能の低下

新陳代謝が低下するとアカが剥がれにくくなり必要以上に溜まってしまします。

するとアカによって毛穴が塞がれ、毛穴に溜まった皮脂とアカが混ざり合い角栓がつくられることでニキビができやすくなります。

原因② 代謝機能の低下

対策(原因①と②)

余分な油をつけない

皮脂量が増えているタイミングなので油を更に化粧品で足してしまうことで肌がべたつきやすくなり、油で肌表面をコーティングしすぎることでアカがはがれにくくなってしまします。

乳液やクリームなどを冬場と同じようにむやみに塗らず、夏場はクリームを外してみたり、部分的にべたつきが気になる部分のみ塗るアイテムを減らしてみてください。

ファンデーションも油ですので夏場だけファンデーションを外したり、比較的油分の少ないパウダータイプに変更してみるのも効果的です。

油分をとる

日中べたつく部分はティッシュでオフする(油取り紙はより皮脂の分泌を促してしまうので×)

こまめな洗顔

一般的には朝晩2回の洗顔ですが、脂性肌の方は過剰な油を放置してしまうことでニキビの悪化を招いてしまいますので、日中に1度洗顔を入れることこで肌がとてもすっきりし清潔に保つことができます。

泡立てて洗顔をしなくても水洗いだけでもある程度の皮脂は洗い流せますので効果的です。

原因③汗

皮膚表面は弱酸性で保たれています。

弱酸性であることで抵抗力や殺菌力を保っています。

しかし、湿度が高いこの時期になると汗が蒸発しにくく肌表面に長く留まることでアルカリ性に傾いてしまいます。

これにより、抵抗力や殺菌力が保てなくなり菌が繁殖しやすくなることでニキビができやすくなってしまいます。

また汗がいつまでも残っていることで汚れが付着しやすいこともニキビの原因になり得ます。

対策

こまめに拭く

ハンカチやタオル、ティッシュなどで汗をかいたらこまめに拭きとる。

この時、汗をかいている部分の皮膚は汗でふやけて柔らかくなってしまっているのでこすらないように注意してください!!

また、外からエアコンのかかった室内に入る際、エアコンにより汗が急速に乾くことで肌が乾燥する原因にもなりますので素早く汗を拭きとりましょう!

原因④胃腸の不調

原因④胃腸の不調夏になると冷たい物を食べたり飲んだりする機会が増えます。

冷たい物の摂取のし過ぎは腸を冷やしてしまいます。

腸が冷えることで便秘や下痢などの症状を引き起こし結果ニキビができやすくなります。

また、暑い日が続くことで食欲が減退し栄養不足になる事で皮膚に必要な栄養が回らずニキビとして肌に表れてしまうこともあります。

このタイプのニキビは顎やフェイスラインにできることが多いです。

対策

体を温める

暑いからと言ってシャワーで済ませていませんか?シャワーだと体の表面しか温まらないので体の中は冷えたままになってしまいます。

10分程入浴することで熱が体の中に浸透すると言われていますので毎日10分程度の入浴を心がけて下さい。

また、運動することで体の中から温まりますのでウォーキングやランニング、ジムに通うのもオススメです。

冷たい物を控える

飲み物はできれば常温のものがオススメですが、難しい方は氷を入れない、又は氷の数を減らすところから始めてみるのもいいかもしれません。

また、そば、そうめんなど麺類ばかりにならないよう気をつけましょう。麺類の時は麺だけでなく他のおかずも作るなどして栄養にも気をつけましょう。

ビタミンCの摂取

原因⑤シャンプー、トリートメントや整髪料

原因⑤シャンプー、トリートメントや整髪料

夏場は頭皮も汗をかきます。

汗によりトリートメントや整髪料の成分が溶け出し皮膚に付着することでニキビができやすくなります。(いつもと同じものを使っていても夏場だけ反応することもあります)

生え際や髪の毛が付着する部分にできるニキビはこれが原因の可能性が高いです。

対策

整髪料を変える

顔に髪がかからないようにする

髪を束ねる、前髪を上げるなどしてなるべく髪が顔にかからないようにしましょう。仕事上どうしてもできない方は自宅に居る時だけでも効果的です。

シャンプーのすすぎ残しに注意

生え際はすすぎ残しの場合もありますのでよく洗い流すようにしましょう。

夏場は色々な原因でニキビができてしまいますね??

できるところから実践して予防をしていきましょう!!

次回はシミ・くすみについてお伝えしていきます。